整体法とは整体の創始者、故・野口晴哉氏により生み出された手技療法です。
創始者の名前から、「野口整体」とも呼ばれています。
整体法は、整体操法、愉気法、体癖諭(人間を12種類にタイプ分けしたもの)、活元運動(自己調整機能を高め運動)、行気法、整体体操、潜在意識教育(子育て法)等、様々なものによりつくられています。
成り立ちは昭和初期。様々な民間療法の名人と呼ばれる人々が効果の高い技術を持ち寄り、統合し新しい技術体系をつくろうという動きがありました。
その中心にいたのが野口晴哉氏でした。
統合された技術は「整体操法」と呼ばれ医療機関の少なかった当時、野口晴哉氏は1日200人を施術していたとも伝えられています。
その後、野口晴哉氏は治療を目的とした活動をやめます。病気を治すことよりも人間本来の力を引き出して自らを健康に導く活動を「体育」として「社団法人 整体協会」を設立しました。現在は活元運動を中心とした体育団体として活動しています。
野口晴哉氏より整体法を学ばれた人々が全国各地におられます。治療術として高めている先生、体育として指導されている先生。その先生達により野口晴哉氏の思想や知恵、技術は受け継がれています。
※整体屋まつもと は 公益社団法人 整体協会とは無関係です。